地域の方と作り上げるコミュニティ
ENVIRONMENT
「寄って行ってください」という鹿児島弁が施設の名前の由来にもなっている通り、地域の方と気軽にコミュニケーションを楽しめるスポットとして運営しています。施設で作った野菜や卵は地域の物産館で販売を行い、収穫や植え付けに携わったスタッフやご利用者様が社会との関係を繋ぐきっかけにもなっています。地域の方と共に施設が成長していける環境で、日々の暮らしを楽しんでいます。
一人ひとりに安心とぬくもりを
お年寄りもスタッフも、みんなが笑顔でいられるように
どうぞ、ここに「よいやんせ」へ。
その昔、介護職の仲間に、夢物語として語っていたことがあります。「外でにわとりを飼いながら庭を眺められる、自然に囲まれたところで暮らせたらいいなと思うの。要介護5になっても、体が不自由になっても、話ができなくなっても、あたたかいうみたての卵を手のひらに乗せたら、きっと何かを感じてくれる。そんなケアがしたい。」それは、従来の介護とは違い、生きることのやさしさや温もりを織り込んだケアであり暮らしでした。その夢物語は、家族の介護に奮闘するなか、まわりの協力もあり、「よいやんせ」の設立として実現しました。その昔、介護職の仲間に、夢物語として語っていたことがあります。「外でにわとりを飼いながら庭を眺められる、自然に囲まれたところで暮らせたらいいなと思うの。要介護5になっても、体が不自由になっても、話ができなくなっても、あたたかいうみたての卵を手のひらに乗せたら、きっと何かを感じてくれる。そんなケアがしたい。」それは、従来の介護とは違い、生きることのやさしさや温もりを織り込んだケアであり暮らしでした。その夢物語は、家族の介護に奮闘するなか、まわりの協力もあり、「よいやんせ」の設立として実現しました。
一人ひとりに向き合った介護
認知症になったお年寄りには、これまで過ごしてきた人生の経験や物語があり、集団としての画一的なケアでは、そのプログラムに個人が押しつぶされてしまうこともあります。一人ひとりは別々の人間なのです。わたしたちは、入所されたお年寄りと向き合い、ひとりの人間として尊重しながらケアをし、無理強いしないことを心がけています。
自然の中で自然に暮らし、自由に過ごせる環境をたいせつにする気持ちから、柵等も設けず、抑制もしません。そして、入所者に嘘をつかないことです。認知症だからすぐに忘れてしまうかもしれない。しかし、嘘やその場のごまかしを入所者は感じ取ってしまうと思うのです。人間として正直に向き合いたいと思っています。入所者が自分の人生を生ききり、最期を迎えたときに、ご家族から「ここでよかった」という言葉をいただくと、お役に立てて本当によかったと思います。入所者にとって安心できる場、癒される場であり続けることが、わたしたちの願いです。
事業運営の目的
「住み慣れた地域の中で、家族やなじみの友人と暮らし続けたい」という願いを支援します。
目的を実現するための暮らしとケア
1.慣れ親しんだ生活様式が得られ、続けられる暮らしとケア
2.生活の中に役割を持ち、もてる力を発揮できる暮らしとケア
3.地域とのつながりを持ち続け、豊かな人間関係を保てる暮らしとケア
「よいやんせ」の理念
1.人として誠実に物事を考え行動することを実践します。
2.やさしい環境、おいしい食、温かい心で生きる力を支えます。